工事進行中の府中の現場では、

上棟に向けて、棟梁が段取りの真っ只中。

屋根組に必要な材料を、手作業で刻んでおります。

 

この度の屋根はいつもの沖田の納めと一味違う。

寄棟の大屋根の天井の合板が化粧で見える、外断熱工法。

 

2階から天井を見上げると、隅木・垂木・野地合板が化粧であらわれます。

 

その化粧材たちを、大工さんが一つ一つ丁寧にそして頭を悩ませながら

加工しています。

これは化粧になる隅木。

この垂木カギに屋根垂木が取り付きます。

赤丸の接点に隙間が生まれないように、差し込んだ時に割れないように、かつしっかり付くように、様々な工夫がされてます。

これを何十カ所も、加工していきます。

他にもたくさんの細かい手仕事(目に見えない所もたくさんしてくれてます(笑))をしております。

この屋根を下から見上げれる日を楽しみにしながら、大工さんに頑張ってもらいます！