こんにちは。ナガノです。
先日、研修にて香川県に行ってきました!
香川県の工務店 菅組 菅社長のご案内のもと、香川県西讃岐エリア周辺の歴史や文化を学ぶ機会をいただき、その中でも興味深いと感じた、
「ベーハ小屋」について
ご紹介したいと思います。
ベーハ小屋とは、
草煙草(くさたばこ)の乾燥小屋の事で、戦後から国の政策で補助金がでる事から、多くの農家がベーハ小屋を建て商売にしました。全盛期には、1万2千棟のベーハ小屋があったそうですが、現在では、町にチラホラと見かける程度となりました。
今回は、あと三年後には崩れてしまって無くなってしまうかもしれないという、貴重なベーハ小屋を見学いたしました。
この小屋の中で、ベーハを敷いたカゴを7段積みにし、火を下から焚き上げる事で人工乾燥をしていました。その際に煙を逃がすために、屋根の上にあるハシゴを登って、窓を開けいたとのこと。
命掛けですね。
ベーハ小屋の屋根の上には苔が沢山生えており、
歴史を感じる美しい風景に思え、パシャリと撮影しました。
菅社長が愛を持って語っていただける、香川の貴重なお話を聞くことができ、
本当に有難い体験をした日になりました。
ナガノ