STAFF BLOG

2023.05.21

昨日の続き

ブログをひとつ前にさかのぼって昨日のことにさらに追記。

昨日行われた「暮らしの家庭訪問」、

その中で行われた、座談会の中でもうひとつ印象的だったお話です。

敷地の広さに対して、家は少し小さめにした、その理由。

ご主人様によると、御祖母さんが、よく

「大きい家は建てんさんな」と口癖のよう言っていた、

というエピソードを頂きました。

家が大きいと将来掃除も大変だし、使わん場所が増えるだけ、と。

結果、施主様ご夫婦とOKITAが創造した間取りは、

1Fに生活拠点がおかれ、2Fは子供部屋のみという、

平屋をベースにした2階建てのデザイン。

家族がどこにいるかを感じることができる広さ。

そして将来の生活もイメージできる間取り。

御祖母さんの教えがきれいに形になりました。

理想の家、理想の暮らしは人それぞれ、家族ごとにあり、

それを形にできるかどうかが大事。

御祖母さんの口癖は、

そんな理想を持つお手伝いをしていたのかもしれません。

やがて巣立っていく子供たちと、ここに住み続けるご夫婦、

そして将来施主様がお子様やお孫さんたちにこの家でこう話す。

「大きい家は建てんさんな」

そんな画が浮かんできました。