先日はOMソーラー株式会社より、研究職の方のお話を聞ける機会がありました。
あるお施主様のご自宅ではパッシブエアコンに関連する研究を独自にされており、それにちなんだ研究報告が学会にてされた際にOMの方々も耳にされ興味を持たれたとのこと。
私自身としても、OMについてよく知れるのに加え、研究者
の方のお話はとても興味深いものでした。
OMソーラーは簡単に説明すると、太陽光による熱エネルギーを利用して、建物内の温熱環境を整える仕組みです。
冬に寒くならない、夏に暑くならない。
暖房しながら換気ができるなど、自然環境の利点を活かしたシステムです。
広島大学の学生様が学会にて発表されたとのことですが、とても興味深い内容でした。
私の実家には、部屋の各所にエアコンが設置されております。
普通ではあるかと思いますが、エアコン一台で建物全体が温める(冷やす)ことができれば、環境にも家計にもエコですよね。
そういったことの検証をされているそうです。
印象的であったのは、設備計画は一般的に建築計画と別途で考えられがちですが
設備計画も建築計画のうちに取り入れるべきだということ。
私自身はそういった考え方をしたことがなかっただけに、とても腑に落ちた感覚。
この研究が将来的に活かされ、具現化されるのが楽しみですね。
とりい