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2018.10.19

家はそこに住む人にとってオリジナルの家がいい

家を建てたいと希望している人は皆、
いい家が欲しいと思っています。

 

家において
「構造面における丈夫さ」、「建物の熱負荷、地球環境に対するCO2を減らすための断熱気密化」、「シックハウスや化学物質過敏症をまねかない室内空気層」これらの問題をクリアすることは大きなテーマですし、どれも大切にしなければならない点です。その意味で性能は家づくりの基本です。

 

外断熱にしたらいい家になるとか、○○工法だからいい、とか言われますが、それらの為に家があるのではありません。家は家族生活を営むためのものです。家に帰るとゆったりした気持ちになれ、普段から活き活きと過ごせる場所でありたいと思います。家族の将来の姿を考え、長い仕様に耐える家づくりが必要となります。百の家庭があれば、百通りのライフスタイルがあります。それぞれの住まい方や、住む人の好みにあう設計が必要なのではないでしょうか。ハウスメーカーの押し着せの家ではなく、自分たちが思う生活スタイルが実現できる家が本当にその人にとって「いい家」と言えると思います。

 

オキタが設計して、施工する家は、オリジナルを尊重しています。そこに住む人にとって快適な家はどんな家なのか、常にお客様との話し合いの中で、探っていきます。設計や施工をしていて思うのですが、いい家を決める要素とは、煎じ詰めること「設計がいいこと」「用いる材料がいいこと」「手抜きしないしっかりとした工事をすること」です。一時の流行や様式に流されることなく、そこに建つのに相応しい建築を意識しています。

施主様や場所が変わればおのずと建つ家も変わりますが、家に対する考え方は変わらないものです。

 

 

会長が、十数年前に書いたこの文章。

 

オキタは、住宅を始めた約30年前からこの考え方は変わらず、一軒一軒家づくりを進めています。私はこの文章を読んだ時、すんなりと受けいれられ、何年経って読んでも、自分の中でしっくりくる文章だなと感じています。根本的な考え方に時代は関係なく、いい家、いい暮らし、いい環境、いい家族、いつの時代も求められるものは一緒ですね。

 

 

はせべ