ブログをひとつ前にさかのぼって昨日のことにさらに追記。
昨日行われた「暮らしの家庭訪問」、
その中で行われた、座談会の中でもうひとつ印象的だったお話です。
敷地の広さに対して、家は少し小さめにした、その理由。
ご主人様によると、御祖母さんが、よく
「大きい家は建てんさんな」と口癖のよう言っていた、
というエピソードを頂きました。
家が大きいと将来掃除も大変だし、使わん場所が増えるだけ、と。
結果、施主様ご夫婦とOKITAが創造した間取りは、
1Fに生活拠点がおかれ、2Fは子供部屋のみという、
平屋をベースにした2階建てのデザイン。
家族がどこにいるかを感じることができる広さ。
そして将来の生活もイメージできる間取り。
御祖母さんの教えがきれいに形になりました。
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理想の家、理想の暮らしは人それぞれ、家族ごとにあり、
それを形にできるかどうかが大事。
御祖母さんの口癖は、
そんな理想を持つお手伝いをしていたのかもしれません。
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やがて巣立っていく子供たちと、ここに住み続けるご夫婦、
そして将来施主様がお子様やお孫さんたちにこの家でこう話す。
「大きい家は建てんさんな」
そんな画が浮かんできました。