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2023.07.30

真夏の暮らしと音楽

猛暑。

2023年の夏は例年と比較しても暑いそうです。

そんな暑さのピークがまさに今。7月下旬~8月上旬。

体調を壊す方も多くみられますが、皆さまお元気ですか。

半日外にいたら日焼け確実のこの暑さの中、

外に出ずに家でエアコンの中で過ごす方も多いはず。

今日はそんな真夏の屋内にぴったりの音楽を。

夏といえばサザン、達郎、Tube、とか言うのは昭和生まれ。

洋楽好きならレゲエとか。そんな中、私が推すのは、AORです。

AOR=アダルト・オリエンテッド・ロック

なんか如何わしい響きですが、要は大人向け、洗練されたロック、

みたいな意味でつけられた呼び名の音楽ジャンルです。

70年代終盤から80年代にかけて全盛を迎えたAORですが、

高度な録音、センスの良い演奏、ミドルテンポの心地よさを全面に出した、

それまでの荒々しいロックとは一線を画すもので、

この頃のロックミュージシャンはAORに傾倒していった流れがあります。

日本では、高度経済成長を経た生活水準の向上もあり、

都会的でセレブな空気感もあるAORは人気となり、

当時のTVCMなど耳にする機会が多い馴染みのある音楽となりました。

その人気は、時代を象徴するものとなり、

後に「流行遅れ」「ダサい」的な扱いをされてしまうAORですが、

今となっては、そのサウンドは再評価され、

昨今の「シティポップ」ブームの源流になっています。

と、長く語りましたが、私はこのAORが大好きでして。

特に夏になると、エアコンの効いた部屋でアイスを食べながら

リゾート気分にさせてくれるこの音楽と共に過ごすと、

ちょっとした贅沢を感じてしまうんです。

サザンも良いけどAOR。今年はこれをお試しください。

【素敵なAOR私的3選】

Bobby Caldwell / What You Won’t Do for Love

Michael Franks / Antonio’s Song

Lemuria / Hunk of Heaven

名曲が多すぎてとりあえず3曲。いろいろ探してみてください。

本当に素晴らしい曲多いです。