
住まいの改装というと、
「古くなった部分を新しくする工事」と思われがちです。
もちろん、それも大切な役割のひとつ。
でも私たちは、改装をもう少し違う角度から捉えています。
それは、「家の“調子”を整えること」
家は長い時間をかけて、光の入り方や風の抜け方、
人の動きや物の配置によって、
少しずつ“癖”のようなものが表れます。
その癖が心地よい場合もあれば、
暮らしづらさにつながる場合もあります。
改装は、そうした小さなズレを丁寧に見つめ直し、
“ちょうどよい状態”へと
調律していくような作業だと考えます。
それはつまり、空間のバランスを整える行為。
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その過程でまず考えることは
「何を直すかではなく“どう暮らしたいか”」
ということ。新築の場合と同じです。
私たちは、暮らし方から逆算する改装を意識します。
【家に帰ったらホッとするような空間】
【家族が自然と同じ場所に集まる空間】
【朝日で輝く玄関から家を出たい】
そんな“暮らしのニュアンス”を掘り下げていくと、
必要な改装の方向性が自然と見えてきます。
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