こんにちは。ナガノです。
6月11・12日と2日間に渡り、家具デザイナー 村澤 一晃さんをアドバイザーに迎え、股旅社中のワークショップを開催しました。
1日目の検証は、以前より取り組みを行っております、
「ロッキングチェア」と「間仕切り収納」です。
まずは「ロッキングチェア」
今回も木工作家の斎藤さんに実寸大のモックアップを持って来て頂きました。
確認することは、手の置く位置の角度やイスの脚部のアールの大きさ、構造材の細かなディテール、ソファの座り心地となる座面の作りについて。
ひとつひとつの確認をすることでロッキングチェアの安楽さをUPさせる大切な検証になります。
実寸大のモックアップで前回のワークショップからの改善点を皆で体感しながらの検証をしました。
検証の中で、揺れ心地の話になり、今回の脚部R930から揺れ幅を大きく設けるために当初計画していたR900に戻すことに。
早速作業場に検証場所を移動し、脚部の入れ替え作業をしていきました。
作業場での村澤さんや斎藤さんの連係プレーに圧巻。またオキタスタッフもお手伝いし、30分も掛からず取り付けが完了。
R900のロッキングチェアは、揺れ幅が大きくなり、自然な心地よさが出てとても気持ち良いものになりました。
ここから股旅社中の仲間である、ウエノイエさんにご参加いただき、ロッキングチェアの座り心地を一緒に検証して頂きました。
次に「間仕切り収納」です。
前回のモックアップから素材を変え、新しく作ったラワン材のモックアップで検証です。
ラワンに素材が変わったことでの使用感の確認をしていきます。
また、無塗装部分とオイル仕上部分の違いを確認するため、その場でオイルを塗装し検証もいたしました。
この1日を通してモノづくりとは、実戦の積み重なりで成り立っているのだなと学んだ、ワークショップ1日目でした。
つづく
ナガノ