10月18、19日と
股旅社中のデザイン協議会に参加するため、
鹿児島に行ってまいりました。
股旅社中とは。
家具デザイナーや、全国の工務店、
住まいにかかわるメーカーが協働して
新しい家づくりに取り組む活動のこと。
今回は、暮らしにおける
オリジナルの家具や道具を発表する協議会がありました。
12の会社が集まり、
約1年間あたためてきたものを発表します。
今年のデザインテーマは、
「 食にまつわる家具道具 」
日々の食にまつわるシーンを思いうかべて
今回、意識したのは
食材廃棄について。
例えば、ご近所の方や、知り合いから
頂いた食材。
その食材の置き場所に困ったことや、
知らないうちに傷んで
廃棄してしまった経験をされた方も多いのでは?
そんな状況を見直すために、
形にしたのが
「 monokake 」
小ぶりな2つのパーツを組み合わせて
沖田の造作キッチンのタオル掛け部分に
さしこむだけ。
シンク下にあるタオル掛け部分に
ひっかけられるものとして、
デザインや、沖田の空間を大切に
シンプルで安定感があるものを。
食材の扱いを見直すきっかけとなるような、
ものになればと、思います。
食という1つのテーマに対して、
各会社の考え方や見せ方もさまざま。
暮らしに寄り添うものとして
大切にしたいことを
考える時間になりました。
栗原